PRODUCT

局所クリーン化

クリーンブース

CB-6/CB-7

必要な場所だけ、清浄度を上げたクリーンスペース化

クリーンブースとは?

  • ●必要なところに簡単に食品の充填・包装のためのクリーンスペースを創ります。
  • 組み立て簡単、レイアウト自在、食品の充填・包装のためのクリーンスペース
  • ●FFU(ファン・フィルタ・ユニット)による清浄化
  • 清浄度クラスClass5(100)~Class8(100,000)に対応
クリーンエリア クリーンブース
局所
クリーン化

FEATURES特徴

必要な所だけクリーン化
様々なレイアウトに対応します

クリーンブースは、必要なところに簡単に、高い清浄度を保つ空間を作るための設備です。局所クリーン化やクリーンルーム内での高清浄度化に適している他、メンテナンス・移動も簡単・迅速にできますので、必要に応じた柔軟な運用が可能です。

必要な所だけクリーン化 様々なレイアウトに対応します
FFU(ファン・フィルター・ユニット搭載)

FFU(ファン・フィルタ・ユニット)とは、ファン付きの高性能(HEPA)フィルタユニットのことです。クリーンルームやクリーンブース、精密製造装置の天井に設置し清浄空気を吹き出してクリーンな環境を作る装置です。

FFU(ファン・フィルター・ユニット搭載)

自由設計でオプションも豊富なので、
様々な形状・仕様への対応が可能です。

クリーンブースは作業場の一部や設備機械、ラインの一部だけを局所的に高清浄度化したクリーンスペースを比較的簡易かつ安価に作ることが出来ます。
またメンテナンス、移動が簡単・迅速にできる設計です。

自由設計でオプションも豊富なので、様々な形状・仕様への対応が可能です。

●FFU(ファンフィルタ)を採用
●メンテナンス、移動が簡単

COLUMNクリーンブースの「清浄度」と「FFU台数」の考え方

クリーンブースで使用する「FFUの台数」は、
以下の考え方で算出します。

①クリーンブースの「大きさ」と「清浄度」を設定

(1)クリーンブースの大きさ(サイズ)の算出

ブースの寸法(幅W,奥行D,高さH)から、ブース容積(V)を以下の式で算出。

V (㎥) = W (m) × D (m) × H (m)

例えば…W=5.0m、D=2.0m、H=3.0mの場合、
V = 5.0 × 2.0 × 3.0 = 30(㎥)

(2)清浄度クラスの設定

お客様が想定する作業環境から空気清浄度クラスを設定します。

参考:空気清浄度クラスによる測定粒径と上限濃度
クリーンブースの「大きさ」と「清浄度」を設定
清浄度クラス 上限濃度(個/㎥)
ISO14644-1 米国連邦規格 測定粒径
Fed.Std.209E 0.1μm 0.2μm 0.3μm 0.5μm 1.0μm 5.0μm
Class 5 100 100,000 23,700 10,200 3,520 832 29
Class 6 1,000 1,000,000 237,000 102,000 35,200 8,320 293
Class 7 10,000 352,000 83,200 2,930
Class 8 100,000 3,520,000 832,000 29,300

※従来使われていた米国連邦規格(Fed.Std.209E)は、2001年にISOに改められて廃止。
上表では参考として米国連邦規格のクラス値を併記していますが、対象粒径の基準が0.5μmであることに注意。また、1~100,000の数値は、0.5μm粒径を基準とした粒子が1立方フィート中に含まれる上限数を表しています。 ※ 1 (ft³) = 0.02832 (m³)

②「大きさ」と「清浄度」を基に、クリーンブース内部の換気回数(N)を下表から設定します。

換気回数(N)とは、対象となるエリアに1時間当たり何回空気を送り込むか (入れ換えるか)を表す数値です。
例)クリーンブース内の空気を80回入れ換える場合、「換気回数80回」といいます。

清浄度クラス 換気回数
ISO(対象粒径0.5μm) Fed規格
Class 5 100 300回程度
Class 6 1,000 80回程度
Class 7 10,000 40回程度
Class 8 100,000 20回程度

③必要な風量を算出します。

➀、➁で設定した条件を満たす風量(Q)を以下の式で算出します。

Q (m³/min) = N × V / 60 
N:換気回数 (回/1時間) 
V:ブース内容積 (m³)

④FFUの容量および台数を算出します。

➂で算出した風量(Q)を基に必要なFFUの容量、台数を算出します。

例)クリーンブース寸法:W=5.0m、
D=2.0m、H=3.0m、
清浄度クラス:Class 7 (Fed 10,000) の場合
必要な換気回数は、40回となり
クリーンブースの必要風量(Q)は、
Q (m³/min) =
40 × (5.0 × 2.0 × 3.0) / 60
= 20 (m³/min)

この時、処理風量10(m³/min)のFFUを
選定すると、FFU台数=
20/10=2(台)となります。

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